MME2021のブログ

撮りためたり新しく撮ったりした写真を張ります。

gomi パターン

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gomi

このカップ麺かカップスープなのかそれとも別の何かなのか

分からないものは、街中の小さな広場に落ちていた。

 

真向かいにコンビニがありそこで購入されたのか、それとも別のどこかで買ってきて

ここで食べたのか、それとも飛んできたのか。そもそも、外で食べたものなのか。

 

どこで作られた原材料で、どこで混ぜ合わせられて商品として作られたのか。

どこのお店の、これまで入荷した商品の何番目として、倉庫に置かれ、そして陳列され

ていったのか。

 

このカップ麺(仮)はなぜその者の手に取られたのか。工場内の同じレーンで5秒遅く製造された同じ種類で同じ量のカップ麺(仮)はなぜその者の手に取られずに済んだのか。

 

ほかの仲間たちはどうなったのか。食べられてゴミ箱に入ったのか。

それとも賞味期限が切れるまでどこかの暗い物置で食品としての生をまっとうするのか。もしかしたら、お湯を注いで外に置かれ忘れ去られて数年間、久しぶりの再会の時には何らかの植物が生え、プランターの様になっているかもしれない。

 

 

その者はおいしく食べたのか?それともこぼして一口も食べれなかったのか。

 

急用を知らせる電話が鳴り、隣を歩いていた見ず知らずの人に持っていてほしいとわたしその場を去ったのか。

お腹が満たされ満足したのか。それとも食後のたばこが切れていたことに気づき、またコンビニに戻っていったのか。

 

そもそも本当に人が食べたのか。ドライフードが食べれるように練習うけたチンパンジーや犬だったかもしれない。いまは懐かしい宇宙人がすするカップ麺のCMのように地球外の誰かかもしれない。

 

カップ麺(仮)が自発的に大気中の水分を凝集し、乾麺の圧縮力でごく小規模な核分裂を起こし沸騰、3分後に出来立てほやほやになるところをパチンコで8万円を9000円分の商品に変換した老年のチャリンコがたまたま通りかかり激突、中身は重力に従い地中深く浸透、ブラジルまでマントル貫通小旅行へ。容器は道端の野良歴長い洋猫の頭にかぶさり、走っていった先にいた給餌してくれるおばあさんがかわいそうにと思い取ってあげたものが、それほどの時を経ず付着した毛のDNA情報を取り込み、足が生え毛が生え、三角の耳を持ち別れた中身を追いかけて旅を始めたが、途中で寄った温泉の温度が40℃より3℃ばかり高かったせいでカップ麺(容器)の姿に戻ってしまった…

 

 

のかもしれない。。。

 

 

 

 

 

 

2年ぶりにお酒飲んだ頭の思考状態です。。。

 

ちなみにこのカップ麺(仮)はビニール袋越しで拾ってお茶買う次いでのコンビニに捨てました。